小型家電リサイクル体験教室in仙台高専 ~使わなくなったパソコンから金を取り出そう!~を開催しました。

 8月9日東北経済産業局と本校の共催により、「小型家電リサイクル体験教室in仙台高専」を開催しました。昨年度に続き、2回目の開催です。仙台市内の小学生を含む親子20組41名の参加がありました。最初に、本校の遠藤研究・産学連携担当副校長から挨拶があった後、金のリサイクルの実験を行いました。あらかじめ用意された廃棄パソコンの基盤部分から、ペンチ等を使って金が含まれている端子部分を破砕、剥離して試験管に入れ、試薬を注入し、ドラフトチャンバー内で反応を待ちます。反応を待っている間、仙台市職員から「仙台市における小型家電リサイクルの回収方法」、リサイクル事業者から「リサイクル事業」、仙台高専総合科学系理数科の佐藤准教授から「電子製品に入っている金属の役割」について、それぞれ説明がありました。説明終了後、試薬から取り出した金をピンセットとスポイトで回収しました。参加者の皆さんは、回収できた金を見て驚いていました。回収した金は記念に参加者の皆さんに持ち帰っていただき、大好評でした。

(アンケートから抜粋)

・学生さんが優しく対応してくれて感心しました。

・仙台高専の中で実験をさせてあげられて良かったです。

・仙台高専の先生方の話と学生さんの実験の手伝いが良かったです。魅力的な学校だと思いました。

・家電を回収した後どのようにリサイクルされるのかがわかり、以前より関心が強くなりました。高専に初めて入り、子どもの進路を考える上で参考になりました。

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(基盤から金を破砕、剥離しています) (ピンセットで金を回収中です)