園田 潤教授と学生の研究が河北新報朝刊で紹介されました

 1月17日(火)に知能エレクトロニクス工学科の園田 潤教授、同学科4年の後藤 拓君、髙橋 大夢君、千田 司君らが山元町磯浜漁港で実施したROV(水中カメラシステム、水中ドローン)による海底調査の様子が1月23日(火)の河北新報朝刊に掲載されました。
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201701/20170123_13017.html

 園田教授らは宮城県漁業協同組合、山元町などと共同でホッキガイの漁獲量向上を目的に、人工衛星やUAV(ドローン)のマルチスペクトル画像による植物プランクトン調査、船上からの超音波流速計による海流計測、海中でのROV(水中カメラシステム)によるホッキ稚貝の撮影など、複数のICT機器を活用してホッキガイの産卵域を特定し保護する実験を進めています。実験当日は強風と高波のため海上での実験はできませんでしたが、ホッキガイ産卵域とされる海域のUAVによる撮影や、濁った海水中での撮影テストなどを実施しました。 震災後6年が経過しようとしていますが、山元町ではいまだに海底に多くの震災ガレキがあり名産のホッキガイも十分な操業ができていません。今後も継続的な実験を予定しており、地域の震災復興に少しでも貢献できればと考えています。