東洋刃物(株)との共同研究が東北経済連合会の助成事業に採択されました
東北経済連合会(東経連)の事業化支援組織である東経連ビジネスセンターは、東洋刃物株式会社(仙台高専 産学連携振興会会員)と熊谷 進准教授(マテリアル環境工学科)、濱西 伸治准教授(機械システム工学科)、池田 千里名誉教授(東洋刃物技術顧問)が共同で実施している「堅巻きトイレットロールもきれいに裁断する刃物の開発」に関する研究を、新事業開発・アライアンス助成事業に新規採択しました。
本テーマでは、トイレットロール製造ラインの裁断工程時の摩擦熱等により生じる刃先の振れによる製品の品質の不安定化を改善するため、本校と連携して振れのメカニズムを明らかにし、素材の特性を活かした刃先振れの抑制方法の開発を目指しています。本技術が実用化されることで、摩擦熱等により刃先に振れの発生する回転薄刃全般への応用が期待されます。
なお、詳細は1月17日(火)付の河北新報、および東経連ビジネスセンターのホームページ(下記)に掲載されています。
http://tokeiren-bc.jp/sites/default/files/topics20170116.pdf
(文責:濱西 伸治)