第6回専攻特別講義Ⅰ,Ⅱ(第257回定例談話会兼)を開催しました
1月16日(月)、本校広瀬キャンパスICTメディア教室において、台湾淡江大学の李揚漢教授による「5G key enabling technologies」と題する講義がありました。
一昨年度の第235回特別講義に引き続き、第5世代モバイル通信ネットワークで実現が期待される技術やパラダイムシフトについてお話しいただきました。講義では、その新しいパラダイムを表す分かりやすい公式として
「5G=100×4G+IoT(物のインターネット)+VR(バーチャル・リアリティ)」
が提示され、単にデータが高速・大容量で通信できるようになるだけでなく、デバイスとデバイスが直接通信しあって情報通信が制御的な性格を帯びてくるという質的な変化を伴うことが強調されました。また、この展開は2020年に開催される東京オリンピックの頃に実現されると面白いということも述べられました。