ドイツの学術交流協定校 Felix-Fechenbach-Berufskolleg(FFB)を本校の学生が訪問しました
平成29年5月14日(日)から26日(金)まで、本校(名取キャンパス)の4年生10名がドイツの学術交流協定校Felix-Fechenbach-Berufskolleg(FFB、フェリックス・フェッヒェンバッハ・ベルーフスコレーク)等を訪問し、短期海外研修を実施しました。
FFBでは100人ほどの学生を前に、東日本大震災が伝統工芸に与えた影響や新たに生み出された最新技術をテーマにした発表を行いました。その内容は高く評価され、現地新聞に掲載されました(Lippische Landes-Zeitung)。
また、協定校FFBのキャンパスがあるデトモルト市を表敬訪問した様子も、現地メディア(LIPPE NEWS等)に取り上げられるなど、各地で歓迎を受け、充実した滞在となりました。
以下は、記事の内容です。
記事要約(原文はドイツ語)
「日本の学生たちによるデトモルトでの津波の破滅的被害についての報告」
仙台高専は2004年からFelix-Fechenbach-Berufskolleg と姉妹校関係にあります。このたびちょうど再び日本からの派遣団がデトモルトを訪れました。
FFBにおける発表会において、日本からの学生たちはふたつのグループに分かれ、2011年3月11日の様々な津波被害について報告しました。
破滅的な損害への対策として、日本では様々な技術が開発されてきているとともに、法隆寺の高さ32メートルもある五重の塔のような歴史的木造建築は、材木を用いても耐震性のあるものを建てることが可能であることを説明しました。
「日本とデトモルト:パートナーシップの成功」
2003年からFelix-Fechenbach-Berufskolleg は日本の国立仙台高専とパートナーシップを維持してきました。このたび市を代表するクリスト-ドーレ・リヒター市長を双方の学生がデトモルト市庁舎に表敬訪問しました。両校の間での交換留学は大いなる成功を納め今や確固たる制度になりました。
来年はデトモルトの学生たちが、日出ずる国を訪問する番です。
参考URL:
http://www.lippe-news.de/2017/05/20/japan-detmold-eine-erfolgreiche-partnerschaft/
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