仙台高専広瀬キャンパスでは教育研究技術支援室が中心となり、近隣の小・中学生を対象とした「出前授業」を企画・実施しています。今回は8月22日(火)に折立中学校3年生(3クラス99名)を、8月23日(水)と24日(木)に大沢中学校3年生(4クラス125名)を、スクールバスで広瀬キャンパスにお招きし、「液体窒素の実験 -196℃の世界」のテーマで出前授業を行いました。
授業を始める前に高専がどんな学校なのかを説明し、仙台高専の紹介をしました。授業では、物質の三態変化について説明し、液体窒素がどんなものか実物を観察しました。その後、お湯に液体窒素に入れたらどうなるか? 液体窒素で酸素を冷やすとどうなるか?など、様々な実験を通して液体窒素の性質を確認しました。授業中は「実験ノート」に大事な項目や実験の予想と結果を書き込んでもらい、液体窒素について理解を深めてもらいました。また、本キャンパスの校内見学を行い、中学校では見られない実験施設やロボットの展示などを興味深く見学していました。
参加者からは「液体窒素を実際に見られて良かった」「高専に興味を持った」などの声をいただきました。今回の出前授業を体験してもらい、高専を卒業後の進路の一つとして考えてもらえたら幸いです。