大学教育再生加速プログラム(AP)採択高専が一同に会し、合同APフォーラムを開催しました

 平成30年1月27日(土)、神戸高専で開催された第23回高専シンポジウムにおいて、大学教育再生加速プログラム(AP)に採択されている全6高専(仙台、明石、阿南、岐阜、宇部、徳山)が一同に会し、本校を幹事校として、第1回 AP採択6高専 合同APフォーラムを開催しました。
 同フォーラムでは、各校の代表者によるこれまでの取組報告として、各校10分という短い時間の中ではありつつも、各校の採択テーマに沿った様々な発表を行いました。その後、1時間弱の質疑応答をディスカッション形式にて実施し、高専でのアクティブラーニング(学生の主体的学び)の今後について、中等教育へのアプローチ、質保証、卒業・修了後、今後の社会に貢献するために高専にできることなど幅広い情報を共有しました。高専機構の谷口理事長自らディスカッションに参加し積極的に発言するなど、高専機構全体のアクティブラーニングやAPの推進に向け、非常に中身の濃い内容となりました。
 これまで、各高専において、APの活動とその取組で得られた成果(教育改革、設備改善、導入の推進・拡大など)についての報告会を開催していましたが、高専という共通の環境において、それぞれのテーマが協働し、その成果を高専機構全体で共有することで、51高専全体の発展へ貢献できるとして、今回の合同APフォーラムを開催することとしました。今後も、APに採択された6高専は、全国高専の教員が多く集まる高専フォーラム、高専シンポジウム等の機会を利用して、合同APフォーラムを継続して実施していくことで、高専機構全体のアクティブラーニングや教育の質の向上に寄与して参ります。さらには、高専機構のみならず、今後の日本を支える人材を育成するための教育改革に貢献いたします。
 最後に、本合同APフォーラム開催にご支援いただいた、神戸高専の皆様にこの場にて感謝申し上げます。

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事例を報告する矢島教授 高専機構の谷口理事長による講評