東北復興アマチュア無線フェスティバルに広瀬キャンパスアマチュア無線部が協力

 

 平成30年3月11日(日)に仙台国際センターにおいて、東北復興アマチュア無線フェスティバルが開催されました。広瀬キャンパスアマチュア無線部では、主催者である日本アマチュア無線連盟東北地方本部からの依頼を受け、会場設営と子供たち向けの電子工作と無線交信体験コーナー担当として協力する他、無線部としてのブースも開設して日頃の活動状況や仙台高専のPR活動を行いました。
当日は東北各地を始め全国から1800名超の来場があるなど大変盛況で、無線部員が担当した子供たち向けの電子工作と無線交信体験コーナーにも多くの子供たちが立ち寄り、発光ダイオードが点滅するバッジの工作などで楽しく過ごしてもらえました。無線部ブースにも多くの方が訪れ、無線部の活発な活動に対し激励の言葉を頂戴しました。また来場された仙台電波高専、仙台電波高校の卒業生の方々にも多数お声がけいただきました。ブースでは財団法人東北無線電信講習所創立75周年記念アマチュア無線局8J75RSの移動運用も行われ、多くの来場者と無線交信することができました。
今後も日本アマチュア無線連盟と協力して、子供たちをはじめ若年層へのアマチュア無線のPR活動、社会貢献活動に取り組んでいきます。

子供たちといっしょにバッジ作り

無線部ブースでの来訪者との語らい

東北無線電信講習所創立75周年記念アマチュア無線局を開設

2018年1月23日

 本校広瀬キャンパスは、昭和18年の財団法人東北無線電信講習所としての創立以来、数多くの通信技術者を輩出してきました。
平成30年1月22日に財団法人東北無線電信講習所の創立75周年を迎えることから、これを記念してアマチュア無線局 8J75RS(無線局識別の呼出符号。75は創立75周年を、RSはRadiotelegraphy Schoolの略)を開設・運用します。運用期間は、創立記念日である本年1月22日から平成31年1月21日の1年間を予定しています。
記念局の開設・運用は、本校広瀬キャンパスの同窓会組織である松韻会(本校同窓会広瀬キャンパス総支部・旧仙台電波高専同窓会)の公式事業としも位置付けられています。
松韻会には、アマチュア局を開設している会員が多数おり、同窓会報などでもしばしばアマチュア無線の話題が取り上げられています。記念局は常置場所である本校広瀬キャンパスからのアマチュア無線部員による運用のほか、全国各地の松韻会会員の持ち回りでも運用し、無線通信技術者養成の歴史や無線通信の魅力をPRしていきます。

記念局 8J75RS と実験試験局 JG8XA の無線設備

記念局を運用するアマチュア無線部員