令和4年8月27日(土)から28日(日)に香川県高松市で開催された、第57回全国高等専門学校体育大会ソフトテニス競技で名取キャンパス男子個人(ダブルス)髙橋宗真・大槻悠斗組が3位入賞を果たしました。
 27日の団体戦では、仙台高専・名取は、呉高専と苫小牧高専のスピードあるファーストサーブにリズムを崩され、ラリーに持ち込めないまま予選敗退をし、28日も決して本調子とは言えない状況で、東北2位の高橋・大槻組と東北3位の渡邊尚育・武田倖樹組が個人戦に出場しました。
 まず、高橋・大槻組の4試合を振り返る。1回戦は対高松キャンパス、序盤相手後衛のミスが重なり0-2となったものの、高橋の決め球が入らず2-2とされた。高橋の有効打が決まり始めると大槻の堅実なボレーで5ゲーム目をとり、6ゲーム目は相手ミスを誘い④-2で逃げ切った。2回戦は対長野高専、1ゲーム目を簡単にとったもの、サイドが変わった2-3ゲームで立て続けにミスが起き、まさかの追い上げ展開になってしまう。ノータッチよりも前衛ミスを誘う高橋のラリーで4ゲーム目をとると5ゲーム目は大槻のボレーとスマッシュが決まり、4-5-6と3ゲームを連取し④-2で逆転した。ベスト4がかかる3回戦は対北九州高専、北九州は、後衛が力強いストロークを打ち込み前衛が早いタイミング飛び出る戦法であり、いかに前衛を封じ込めるかがカギとなった。出だしから相手前衛に1本決められ、その後も動き回るテニスが続いたが、高橋が臆することなくストレートを果敢に攻め込み、3ゲーム目には、大槻が3本のボレーを決めて、3-0という願ってもないゲームカウントとなる。チェンジサイド後、前衛が動かなくことが予想できたが、あえて作戦を変えずに4-5ゲームを落としたもの、勢いを保ったまま6ゲームに入り、大槻のボレーも決まり、て④-2で押し切った。準決勝の相手は第一シードの近大高専.名前負けではないが、1ゲーム目を連続ミスで簡単に落とし、サイドが変わった2ゲーム目は、流れが来そうなところで、大槻のポイントがなかなか決まらず、デュースの末に落とした。3ゲーム目に関しては、お互いの前衛のポイントが決まらず、お互いが苦しい展開だったが、高橋が要所でポイントをあげ、1-2とした。4-5ゲーム目に関しては、善戦したもののポイントまでには至らず、1-④で敗退した。
 渡邊・武田組は、1回戦、群馬高専に④-2で勝ち、2回戦は詫間キャンパスに0-④で敗れた。
 今回は、東北1位の猪狩・橋本組(福島高専)、高橋・大槻組、渡邊・武田組ともに力のある選手たちで、3ペア代表しての入賞ともいえる。
 このたびは、選手の保護者や名取キャンパス後援会など、大勢の方々から多大なご支援と応援をいただきました。心より御礼申し上げます。
 引き続き、ご支援の程よろしくお願いいたします。

男子個人(ダブルス)髙橋宗真・大槻悠斗組が3位 全国大会出場メンバー