令和5年6月8日(木)~9日(金)の2日間、仙台国際センターにおいてCOMPASS5.0 IoT分野 アントレプレナーシップ教育ワークショップを開催しました。
 このワークショップは本校が取り組んでいる、「アントレプレナーシップ教育教材」と、サービスデザインに基づく「地域課題解決型PBLに基づいたモノづくり・コトづくり」の学びについて参加者の皆さまに直接触れていただき、アントレプレナーシップ教育のあるべき姿や各高専の現状等を議論することで、それぞれの自校でのより良いアントレプレナーシップ教育実践へつなげていくことを目的とし、全国高専から31名の先生にご参加いただきました。
 1日目は、株式会社マスターリンク 代表取締役 田邊 裕靖氏を講師にお招きし、前半は本校と田邊氏とが共同で開発した仙台高専版アントレプレナーシップ教育導入編&中級編の教育方法や教材の紹介、模擬授業を受け、後半は「すべての学生が、それぞれ自分事として捉えられるアントレ教育を行うにはどうしたらよいか」をテーマに、グループワーク、ディスカッションを行いました。
 2日目は本校OBのSomeSpice合同会社 代表社員 齋藤 理氏を講師としてお招きし、本校専攻科生が実施している「過疎地域の課題と高専教育」についての講話に続き、グループワークでは「高専におけるアントレ教育のあるべき姿とは?」をテーマに、ディスカッションが進められました。
 全国高専の様々な立場で教育に携わる先生方が一堂に会し、時間をかけて討議、議論し、情報交換できたことで、大変有意義であったとの感想をいただきました。
 今後も高専のスケールメリットを活かしたワークショップを開催することで、COMPASS5.0事業の目的である「生涯学び続ける未来技術人材育成モデルの開発・展開」に一層推進いたします。

 COMPASS5.0 IoT分野の詳細はこちらでご確認ください。
 https://www.sendai-nct.ac.jp/wp/compass5/

開会の様子 仙台高専の取り組みの様子
1日目 ワークに取り組む様子 2日目 ディスカッションの様子
質疑応答の様子 仙台高専版アントレプレナーシップ教育教材