Ⅱ類1年2組の上月信葉さんが、令和5年10月11日〜15日に鹿児島県霧島市で行われた、特別国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の馬術競技に宮城県代表として出場しました。
 宮城県からは7選手・馬4頭での参加となり、上月さんは15日に行われた「少年トップスコア競技」にアヴィオン号と共に出場しました。

 【結果】 「少年トップスコア競技」 上月信葉 & アヴィオン号 第9位 730点

 トップスコア競技は普通の障害飛越競技のように、1番障害から順に障害物を飛越していくのとは異なり、障害物に難易度によって点数が付けられており(今大会は40〜120点)、飛越する順番や経路は自分で判断し、同じ障害物は2回まで飛越可能というルールの中、制限時間内に(今大会は60秒)どれだけ多くの点数を獲得出来るかを競う競技です。
 またトップスコア競技の1番の見所として、「ジョーカー障害」というものがあります。馬場内に「ジョーカー」と言われる高難易度の障害物がひとつだけ設置してあり(今大会は135cm)、飛越成功で200点、失敗で200点減点というその名の通りの障害物です。このジョーカー障害に挑戦するかしないか、成功するかしないかが大きく勝敗に関係してくるなか、上月さんは1回挑戦して成功し200点を加算する事が出来ました。
 上月さんは、「入賞圏内の8位には10点及ばず、宮城県の総合成績には惜しくも貢献することができませんでしたが、初出場の国体で、経験豊富なアヴィオン号に助けられながら、ジョーカー障害に挑戦し成功した事、完走出来た事は大きな自信になりました。この大きな経験を活かし、文武両道目指し、しっかりと地に足をつけ、より高く飛躍出来る様に、今後の高専生活を送っていきたい。」と話していました。
 宮城県代表の皆さん、上月さんをアヴィオン号に乗せて下さり日々ご指導賜ります所属乗馬クラブ「Bell Stable」の鈴木憙憲代表、スタッフの皆さん、いつも応援して下さっている皆さん、御家族、馬術競技への取り組みにご理解頂いております仙台高専の諸先生方に、この場を借りて御礼申し上げます。
    

走行する様子 ジョーカー障害を飛越する様子