令和6年1月26日開催の高専機構校長・事務部長会議において令和5年度国立高等専門学校機構職員表彰の表彰式が執り行われ,本校名取キャンパス教育研究技術支援室の青木良浩技術専門職員が「3Dプリンターを活用した学内外へのものづくり教育実践展開と地域貢献」という題目で「理事長賞」を受賞しました。
 この賞は,国立高等専門学校機構における業務改善,教育支援業務・研究支援業務・学生支援業務等において,特に高く評価できる成果が認められる職員を表彰するものです。
 同氏は,本校学生の課外活動の製作指導において全国高等専門学校デザインコンペティションAMデザイン部門で3度の優秀賞受賞に導きました。その中でも令和3年度に受賞した子ども達が楽しく消毒ができるようゲーム性を付加した「手指消毒器」は創造性・実用性・事業性が高く評価され令和5年3月に特許を取得,同年9月に「Circu-rise(サーキュライズ)」として商標登録され,スリーエム仙台市科学館,名取市内全小学校,愛島児童センターへ寄贈し実際に活用されています。
 また,名取市内小中学生を対象とした公開講座「3Dプリンターで作る!立体ネームキーホルダーの3Dモデリング体験講座」の実施による地域貢献についても高く評価され,本賞の受賞に至りました。

表彰式(左が理事長,右が青木氏) 集合写真