Ⅱ類|マテリアル環境コース

Material environment course

Material Environment

テクノロジーの進歩は
いつも材料から始まる

機械・電気・材料系 / 名取キャンパス

コースの特徴

マテリアル環境コースの学習は、金属材料、電子材料、化学および環境科学の4本柱から構成されている。低学年から実験を重視し、レポート作成と教員とのディスカッションにより理解が深められる教育体制をとっている。卒業生は鉄鋼、非鉄金属、化学の他、医薬品、電気電子機器など、幅広い分野の産業界で活躍している。

授業の紹介

材料組織学
金属のミクロな組織と金属材料の性質の関係を学び、材料技術者としての基礎を身に付ける。
有機材料
液晶、LEDなど現代社会を支える化学材料の機能、開発の動向について学ぶ教科である。新しい材料を開発する場合、地球環境への影響に配慮することが必要である。
環境分析実験
さまざまな機器を用いて環境中の微量物質の分析方法を学ぶ。
マテリアル環境コース

4年生から研究室に配属されます。マテリアル環境コースにはこのような研究室があります。

Laboratory 01

伊東研究室

私は金属を用いた新規機能性材料に関する研究を行っています。数種類の金属元素を混ぜ合わせて作製する“合金”は、その配合比率や熱処理温度等を変化させることで、純金属では得られない様々な特性が現われます。環境に配慮しながら、材料組織制御という方法で新しい特性の発見や従来材料の特性向上を行っています。現在は、磁場で駆動するNi基形状記憶合金や希土類元素を含まないMn基磁石材料の研究に力を入れています。

II類マテリアル環境コース