平成30年6月8日(金)、仙台市立南中山小学校4年生(3クラス、88名)とその保護者を対象に「液体窒素の実験 -196℃の世界」と「ペットボトルでいろんな実験」の2つのテーマで出前授業を実施しました。
 初めに、高専の概要、仙台高専広瀬キャンパスの教育体制及び立地・授業風景などを紹介した後、2つのブースに分かれて30分交代で両方のテーマを受講していただきました。「ペットボトルでいろんな実験」のブースでは、空気の重さや圧力についてスライドを使って説明し、ペットボトルを使って雲をつくる実験や、空気入れを使ってペットボトルロケットを飛ばす体験をしました。「液体窒素の実験 -196℃の世界」のブースでは、液体窒素の-196℃という温度を利用して、液体窒素に風船を入れたらどうなるか、床に落とすとどうなるか、といった実験をクイズ形式で出題した後、答え合わせとして実験を行い、普段の生活では見ることのできない不思議な体験をしました。
 出前授業の最後には、参加した児童とその保護者の皆様にアンケートを記入していただき、アンケートの感想では「『ふつう』だった理科がちょっと楽しいと思うようになった。」、「とても分かりやすく参加型が良かったです。」、「子ども達が笑顔で楽しそうでよかったです。」といった声をいただきました。また、仙台高専についてもっと知りたいという回答も多くいただきました。
 仙台高専広瀬キャンパスでは教育研究技術支援室のメンバーが中心となり、理科に興味を持ってもらうことと仙台高専のPR活動を目的として、近隣の小・中学校を対象とした出前授業を企画・実施しています。今後も出前授業を通して、地域の子供たちへの理科教育を推進していきます。

          仙台高専の紹介

           液体窒素の実験

       ペットボトルで雲をつくる実験

      ペットボトルロケットを飛ばす体験