システム関係に興味があり、早いうちからスキルを身に付けることができると仙台高専を選択、ハイレベルな学生も集まる情報システムコースは自分にとっていい刺激になると思い選びました。

1年生の頃は回路を組んだり、はんだ付けしたり、工学の基本的なことを実際に手を動かして学ぶことができて良かったです。2年生からプログラミングといった専門科目が増えてきて、課題の量も多く大変でした。4年生になるとほとんどが専門科目となり、よりスキルを積み重ねることができると思います。授業はグループワークで物を製作したり、計測したりということも多く、役割分担や進捗報告等の大切さを学びました。また、たくさん意見を出したり、まとめたりという能力も磨かれますし、授業内や研究関連で発表することも多いので、気が付いたら『発表スキル』が高くなっていました。これも社会で役立つことだと思います。

陸上部に所属していて、全国高専大会では三位を獲得することができました。勉強との両立が難しいこともありましたが、隙間時間をうまく利用して、充実した部活の時間を確保することを心掛けていました。縦のつながりができたり、横のつながりが深まったり、部活はいいことづくしです。

仙台高専に入学してよかったと思うことは、就職活動において企業の方から「高専生」に来てほしいというニーズの高さや、5年という期間で専門性を高められることです。将来はプログラムの解読や修正も行う『整備業』への就職を考えていて、高専で学んだ技術と部活で培った体力を生かせる仕事に就きたいと思っています。