平成30年6月28日(木)から金沢で開催されたCDIO国際会議において、仙台高専はCDIOへの加盟を目指して申請プレゼンテーションを行い、平成30年7月2日(月)のアジア地域会議にて審議され、CDIOへの加盟が正式に承認されました。今回は、仙台高専のほか、長岡高専、長野高専、津山高専も同様に加盟が承認されました。
 CDIOとは、Conceive-Design-Implement-Operate(構想-計画-実行-運営)の略であり、マサチューセッツ工科大学(MIT)をはじめ、世界トップレベルの大学等が加盟する、新しい実践的工学教育に取り組む共同体です。独創的な考え方をはらむ能力やグローバルなコミュニケーション能力を鍛えるために教育方法を改革し、次世代を担うエンジニアの育成を目指すものであり、本校も、最新の工学教育の方法などについて議論し、教育改革や教育の質の向上を図ることを目的に加盟しました。
 CDIOでは実践的工学教育に向けて、社会からの意見を取り入れることや、より国際的な協力が求められますので、今回の加盟をきっかけに、さらなる教育の質の向上を行って参ります。

   プレゼンテーションの様子

  CDIO2018アジア地域会議の様子