平成30年7月4日(水)、名取キャンパス大教室にて、本校学校薬剤師の佐々木先生を講師にお招きし、2年生を対象とした「薬害に関するセミナー」を開催しました。
 近年、覚せい剤や大麻、危険ドラッグ等の違法薬物の乱用が取り沙汰される中、特に若年層における薬物乱用(大麻)の広がりが問題視されています。本セミナーは、薬物に関する基礎的な知識を身に付け、薬物乱用の危険性や有害性を再認識することにより、薬物乱用に対する規範意識を醸成することを目的として開催されました。セミナーでは、まず身近な市販薬でも使い方を間違えると薬物乱用になることを学び、決められた用法・用量を守って正しく使うことの大切さを再認識しました。また、タバコやアルコールの依存性、未成年者の体に及ぼす影響についても説明していただきました。セミナー後半では、シンナー、覚せい剤、コカイン、大麻などの違法薬物が体や精神に及ぼす重大な影響についてご教示いただき、受講した学生たちも、その危険性や依存性について十分に理解できたものと思われます。
 受講後のアンケートでは、「薬物とその依存性の怖さを知った。」、「誘われても断る勇気を持つ。」などの声が聞かれ、薬物の危険性を再認識する良い機会になったと思います。学生の皆さんには、本セミナーで学んだ薬物に関する正しい知識や違法薬物の危険性を忘れず、薬物への誘いがあったとしても、その誘いを断れる強い心を養ってもらいたいと思います。

          セミナーの様子1

           セミナーの様子2