平成30年7月12日(木)、名取キャンパス視聴覚室にて、1年生を対象とした「性教育セミナー」を開催しました。
 本セミナーは、学生たちが思春期における体や心の変化と向き合い、性に関する健全な知識を持って、幸せな人生を送れることを願い企画されたものです。今回のセミナーでは、宮城大学看護学群 次世代育成看護学分野 母性看護学領域の桑名佳代子教授を講師にお招きし、「思春期におけるSEXUALITYの健康」をテーマにご講演いただきました。講演では、男女の体の仕組みや思春期における変化、性感染症の脅威やその予防法、メディア情報に依存した性に対する偏った認識の危険性、性被害やデートDV、性的マイノリティなど、様々な内容をご教示いただきました。
 受講後のアンケートでは「命の尊さを学んだ。」、「自分の体を大事にして賢く生きていこうと思った。」、「自分らしさを大切にすることの重要性を学んだ」、「性感染症の脅威を知った。」などの声が聞かれ、思春期における体の変化や性に対する正しい知識を学ぶ良い機会になったようです。
 現在は、性に関する誤った情報が氾濫し、スマートフォンなどの身近なツールから簡単にアクセスできる時代です。また、それらの情報を引き金に性被害や犯罪に巻き込まれる可能性すらあります。本セミナーで学んだ正しい知識をもとに適切な判断力や対応力を養い、賢く幸せに生きてもらいたいと思います。

          セミナーの様子1

            セミナーの様子2