平成30年8月21日(火)に折立中学校3年生(2クラス70名)、8月23日(木)に大沢中学校3年生(3クラス96名)を、それぞれ仙台高専広瀬キャンパスへお招きして「液体窒素の実験 -196℃の世界」と題する出前授業を実施しました。
 両日とも、まず仙台高専の紹介をした後、普段目にする機会の少ない液体窒素を間近で観察してもらい、液体窒素の特色を利用した様々な実験を行いました。また「実験ノート」というプリントを参加者に配布し、重要なポイントや実験の予想と結果をまとめてもらい、液体窒素に関する理解を深めてもらいました。さらに学内見学ツアーを行い、実験室やワークショップなど高専ならではの施設を見学してもらいました。
 それぞれの学校のアンケートからは、「初めてこんなに楽しい授業を受けました。」、「液体窒素のことが結構分かりました。」、「科学って難しいけど面白いんだなと感じました。」、「学校の設備の多さに驚きました。」といった感想をいただき、ほとんどの参加者から出前授業を受けて理科への興味が湧いたとの回答をいただきました。
 仙台高専広瀬キャンパスでは、教育研究技術支援室のメンバーが中心となり、理科に興味を持ってもらうことと仙台高専のPR活動を目的として、近隣の小・中学校を対象とした出前授業を企画・実施しています。今後も出前授業を通して、地域の子供たちへの理科教育を推進していきます。

【折立中】高専の特色を説明している様子

 

【折立中】液体窒素の温度測定

 

【大沢中】液体窒素で酸素ガスを冷やす実験 【大沢中】炭酸飲料のペットボトルを液体窒素に入れる実験