平成30年9月28日(金)、名取市立館腰小学校3年生(2クラス、50名)とその保護者を対象に「ダンボールの大砲で的を倒そう」のテーマで出前授業を実施しました。
 授業ではスライドを用いて、「段ボールの大砲はどんなものか?」「空気はどのような形で出てくるのか?」「目に見えない空気を見えるようにするにはどうすれば良いか?」といったクイズを出題し、皆様に考えてもらいました。また、デモ用のダンボールの大砲に煙を入れて空気が出る様子を観察してもらいました。その後、子供達には保護者と協力して一人一つずつダンボールの大砲を作製してもらい、それぞれ完成した大砲に煙を入れて空気の出る様子の観察や、的を倒す実験をしてもらいました。授業の最後には回転的を使った対戦ゲームを行いました。
 参加者のアンケートからは、「理科のじゅぎょうがたのしくなりました。」、「べんきょうして入学したいと思いました。」、「仙台高専の学校のことが知れてよかったです。(保護者)」、「身近にある物で楽しい事ができるんだと改めて思いました。(保護者)」といった感想をいただきました。
 今回の出前授業をもちまして、平成30年度の出前授業は全て終了しました。授業実施団体9件(小学校5件、中学校2件、市民センター2件)、授業参加者人数706名(小学生321名、中学生166名、保護者219名)となりました。関係された皆様には心から感謝申し上げます。来年度もより充実した出前授業を企画・運営していきたいと考えています。

クイズを出題している様子 親子で協力してダンボールの大砲を作っている様子
大砲から出る煙の形を確認している様子 回転的を使った対戦ゲームの様子