第65回日本大学全国高等学校・建築設計競技(課題テーマ「大きな家」)において、菅野瑞七さん(建築デザインコース2年)が優秀賞を受賞しました。
 菅野さんは、応募点数103点の中から厳正な一次審査を経て、見事上位6作品に入り、平成30年10月13日(土)、日本大学理工学部で開催された二次審査において、審査委員長鍋島千恵氏(建築家)をはじめ11名の審査委員の前で5分間のプレゼンテーションを行い、作品の意図や空間構成について秀逸なドローイングと論理的なプレゼンテーションを展開しました。
 菅野さんの作品「巨大キャットタワーハウス」は、猫の視点から空間を考える独特な視点で、それによって構成された住宅を飼い主(母親)との共存を出来る空間として構想したオリジナリティ溢れる作品です。本作品制作は2年次のプロジェクト実習Ⅰ(担当教員 坂口大洋、小林仁、小地沢将之、塚田由佳里)の授業の一環で行われたものです。
 プレゼンテーションの後、審査員による公開審査に移り、様々な角度から各作品について講評が行われ、最終的に審査委員11人全員が最も評価する作品一つにそれぞれ投票した結果、菅野さんは2票を獲得し、全体で3位(1位は4票)となり、惜しくも最優秀はならず!でしたが、見事優秀賞を獲得しました。
 全国の高校生が集まるハイレベルな大会において、ある程度できるという部分と今後の具体的な課題も明確になり、菅野さん本人とっては非常に良い機会を得ることができました。指導を担当された先生方にも改めて御礼申し上げます。

作品の前で一枚