平成30年11月5日(月)、広瀬・名取の両キャンパスをテレビ会議でつないでCDIO勉強会を開催しました。
 CDIOとは、Conceive(考え出す)、Design(設計する)、Implement(実行する)、Operate(操作・運用する)の頭文字で、7つの地域の120以上の機関が加盟している次世代のエンジニアを育成するための革新的な教育のフレームワークです。実社会におけるシステム開発のプロセス(CDIO)に沿って、実践的な技術者育成教育を実施することを目的に、2000年にプロジェクトがスタートし、本校は今年6月に加盟が認められました。
 本勉強会は、CDIOについて教職員の理解を深めるために企画されたもので、福村裕史校長から加盟の目的について説明があった後、続いて加盟に伴う各種手続を担当した岡本圭史教授から、CDIOとは何か、また加盟することにより発生する本校の責務等について説明がありました。
 広瀬キャンパスから46名、名取キャンパスから32名の合計78名の教職員の参加があり、12項目あるCDIOスタンダードの内容に基づき自分の授業について自己評価してみることで、CDIOについての理解が深まるというアドバイスを受けたり、毎年開催されるCDIOミーティングで本校の教育改善に関する取組を発表する方針であること等を情報共有することができました。
 本校は、今回の加盟を通し、自らが取り組んでいる教育改善が海外の教育機関と共有され、工学教育分野を牽引する立場になれるよう機能強化を進めていきます。

福村校長からの説明の様子 岡本教授の講演の様子