平成30年11月7日(水)、広瀬キャンパスにおいて、 1年生を対象に「租税教室」を開催しました。
 税理士の竹石淳一氏を講師としてお迎えし、学生たちは日本の税の歴史や種類、日本の財政状況の講義を聴いたり、税負担の配分について話し合いを行うことで、租税についての理解を深めました。受講した学生からは「税に対してはマイナスのイメージしかなかったが必要なものだということが分かった。」、「何気なく払っていた消費税がどのように使われているか分かった。」、「国の財政について、国債が多い理由や税が10%に上がる理由がよく分かった。」等の感想がありました。租税については、現代社会の授業でも知識として学びますが、実務に携わる講師の方の説明を聞くことで、その重要さがより理解できたと思います。
 本校学生は在学中に選挙権を得ることになります。投票の際に、租税の仕組みの知識を持っていることや政府の財政状況を知っていることは非常に大切なことです。今回の講演を機会に、更に社会への興味と理解を深めてもらえればと思います。

講演を行う竹石氏 グループワークの発表の様子