平成30年11月10日(土)および11日(日)、テレコムセンター(東京都江東区青海)において、科学技術振興機構主催によるジュニアドクター育成塾サイエンスカンファレンス2018が開催されました。初日は平成29年度採択の10機関から28件のポスター発表が出展され、本校から参加した3件のポスター発表が以下の賞をいただきました。

 分野賞(工学系)
 「エコラン競技用超小型電気自動車の開発」
   土浦拓実さん・落合輝さん・佐々木翔梧さん(広瀬Rコース所属)
 プレゼンテーション賞
 「ロボカップジュニア優勝に向けた自律駆動サッカーロボットの開発」
   成田知央さん(名取ロボットコース所属)
 チャレンジ賞
 「建物模型を揺らして見る」
   大竹晴菜さん中澤香音さん(名取サイエンスコース所属)
 ※下線は発表者

 いずれの受講生も、昨年10月から1年間の第一段階プログラムを受講し、第二段階に進んだ中学生で、審査員や一般の来場者に対して堂々と研究成果を発表することができました。
 また二日目午前中には「ジュニアドクターと科学的探究を楽しむ!サイエンスワークショップ」と題するワークショップが滋賀大学教育学部の加納圭先生によって実施され、二日目午後には「ロボット技術と未来社会」と題する講演が千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長の古田貴之先生によって行われました。いずれも今後のジュニアドクターとしての考え方に生かせる内容で、受講生にとっても大変刺激を受けた貴重な機会となりました。
 このカンファレンスでの発表が、未来の科学者として活躍する第一歩となることを期待します。

他大学のジュニアドクター育成塾生にポスター発表する土浦拓実さん

 

ロボットコースのつなぎ姿で取材に応じる成田知央さん 白衣姿で質問に答える中澤香音さん(左)と大竹晴菜さん(右)