平成30年11月25日(日)、東京都墨田区の国技館で開催されたアイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(高専ロボコン)2018全国大会に、名取キャンパスのAチーム(ロボット名:unlimited)が出場しました。
 結果は、2回戦敗退となりましたが、全国大会という大きな舞台で精一杯のパフォーマンスを披露することができました。たくさんのご声援をありがとうございました。
 大会に出場した選手と指導教員のコメントをお届けします。

名取キャンパスAチーム
電気システム工学科4年 堀江 智陽
全国大会では、マシントラブルにより満足なパフォーマンスをすることなく、2回戦で敗退してしまいました。マシンの売りである走行も見せることができなく残念です。しかし、この大会で得られたものはとても多いです。今年から新たに取り入れた技術や経験が今後のこの部の成長の糧となり、来年以降の更なる成長・活躍を生むように、この大会のことをよく反芻して学び取りたいと思います。今後も新たな挑戦を続け、技術としても組織としても常に成長していきたいと思います。

電気システム工学科3年 小林 聡太
今回、回路と自動機のプログラミングを担当しました。
今年のロボコンでは、去年に比べて様々な技術開発に取り組むことができ、非常に実りの多いロボコンとなりました。全国大会の結果としては、プログラムの欠陥により完全なパフォーマンスを出せず2回戦敗退となってしまいました。しかし、自動制御技術や回路技術といった次に生かすことができる技術を開発することができました。これからは今年得たアイデアをもとに、これからの学生ロボコンや高専ロボコンで勝利を収められるように技術を成熟させていきたいと思います。

機械システム工学科4年 武田 泰輝
私は、機械設計担当として今回のロボコンに参加し、Aチームの自動・手動ロボット両方の機械設計を行いました。ロボットの開発は、人手不足などで非常に苦労しましたが、何とか全国大会に出場することができました。全国大会では、ロボットの動作を披露できずに負けてしまい、非常に悔しい思いをしました。ですが、今回私自身として初めて全国大会に出場することができ、非常に良い経験となりました。今回の全国大会出場の経験を糧に、来年度の学生ロボコンや、私自身最後となる高専ロボコンでより良い結果を残せるよう努力したいと思います。

指導教員 鈴木 知真
いつもメカトロニクス研究部会に多くのご支援・お力添えをいただきまして誠にありがとうございます。本部活では、部員主導で技術の研鑽・継承を続けてきました。本大会において、その技術力に関して色々な方面から一目を置かれる存在になれたのかなと思います。これからは確実な成果を生むためのあと一歩、その後押しができるようになりたいと思いました。来年はしっかりと実力を出し切り、正しく彼らが評価されることを期待しています!今後とも変わらぬご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。

ピットでの最終調整 試合中の様子1
試合中の様子2 応援にも熱が入ります