平成31年4月26日(金)、両キャンパス共催で専攻特別講義を行いました。広瀬キャンパスを会場とし、名取キャンパスにはテレビ会議システムで接続しました。
 講師の先生は 田中英成氏(株式会社メニコン代表執行役社長)及び Mouad Lamrani 氏(Menicon R&D Centre, Geneva)で、それぞれ「非常識の中に戦略あり」及び「Theranocloud: Ocular thermography pattern analysis」というタイトルでご講演いただきました。
 田中氏の講演では、株式会社メニコンがどの様な経営理念でコンタクトレンズ事業を発展させてきたかということの紹介がありました。既成概念にとらわれず、かつコンタクトレンズがあくまで医療器具であることの安全や信頼を重視した戦略を貫いており、その基盤に立って技術的チャレンジや新しいビジネスモデルの展開を進めていることが強調されました。Lamrani 氏のご講演では、AI・ビッグデータ・通信技術等を活用して、目の健康データを測定しながら、異常の予防に着眼した研究開発の紹介がありました。
 お二人の熱意の伝わるご講演で、学生達は集中して質疑応答に参加していました。多くの知識が得られ有意義な時間を過ごす事が出来たようです。

聴講風景 講演される田中氏