令和元年5月22日(水)から24日(金)まで、広瀬キャンパスにおいて、本校の学術交流協定校であるフィンランドのトゥルク応用科学大学(TUAS)及び長岡高専と合同セミナーを開催しました。このセミナーは、フィンランドと日本の教育者及び研究者が互いの活動を紹介し、情報共有することを目的として、今回初めて開催されたもので、会場には約40名の参加者が集まりました。
 始めに、TUASのコンティオ教授による工学分野での国際連携に関する基調講演が行われた後、TUAS、日本の大学及び高専等の教職員による国際教育(ダブルディグリー等)に関する研究発表や活動紹介が行われました。
 今後も本セミナーを継続していくことで、将来的には国際的な協業につながることが期待されます。来年度はフィンランドで第2回セミナーが開催される予定です。
 また、本セミナーに先立ち、5月20日(月)から22日(水)までの3日間、ハッカソン(※)が開催され、TUAS、タンペレ応用科学大学(フィンランド)及び仙台高専の学生(25名)が参加し、ICTによる健康福祉の新しい可能性に関する課題に取り組みました。また、終了後には、学生による国際交流も行われました。

※ハッカソン(hackathon)とは、ソフトウェアのエンジニアリングを指すハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語で、複数の参加チームが、与えられたテーマに対し、それぞれの技術やアイデアを持ち寄り、短期間(数時間から数日間)に集中してサービスやシステム、アプリケーションなどを開発し、成果を競う開発イベントです。

トゥルク応用科学大学のコンティオ教授による基調講演 セミナー参加者の集合写真