広瀬キャンパスでは教育研究技術支援室の職員が中心となり、理科に興味を持ってもらうことと仙台高専のPR活動を目的に、近隣の小・中学校や市民センターのイベントに講師を派遣し、講義や実験を行う「出前授業」を企画・実施しています。
 令和元年度の1回目は、6月12日(水)に仙台市立南中山小学校4年生(2クラス、75名)とその保護者に「ペットボトルでいろんな実験」と「液体窒素の実験 -196℃の世界」の2つのテーマで出前授業を実施しました。
 出前授業の初めに「高専」がどのような学校かを説明し、広瀬キャンパスについて学科(コース)や立地、授業風景などを紹介しました。その後、参加したみなさんは、2つのブースに分かれて30分交代で両方のテーマを受講しました。ペットボトルのブースでは、ペットボトルと空気入れを使って空気の重さを量る実験や、ペットボトルロケットを飛ばす体験をし、液体窒素のブースでは「-196℃」という超低温の液体窒素に風船やゴムボールを入れたらどうなるかのクイズに答えたあと、クイズの答え合わせとして実験を行い、普段の生活では見ることのできない不思議な現象を観察しました。
 出前授業の最後に児童と保護者のみなさんにアンケートにご協力いただき、「これからももっと理科の授業を頑張ってもっといろんなことが知りたいと思いました。(1組児童)」、「色々な実験があって面白かった。今度は違う授業を受けてみたい。(2組児童)」、「子ども達の楽しそうな顔が見られて良かった。(保護者)」、「普段の生活では触れられない実験ができて楽しかった。(保護者)」などの感想をいただきました。
 広瀬キャンパス教育研究技術支援室では、今後も、出前授業の取り組みを継続して行って参ります。

空気の重さを量る実験 ペットボトルロケットを飛ばす体験
液体窒素を注ぐ様子 液体窒素に風船を入れる実験