令和元年8月23日(金)、総合工学科 園田潤教授が第22回公益信託エスペック地球環境研究・技術基金のエスペック環境研究奨励賞を受賞しました。
 公益信託エスペック地球環境研究・技術基金は平成10年に設立され、地球環境保全のための調査研究や技術開発に対して、その費用の一部あるいは全額を助成する活動を行っております。この活動を通じて、さまざまな地球環境問題の克服に寄与することを目指しています。
 園田教授は、研究テーマ「複合リモートセンシングと深層学習による海岸漂着プラスチックの自動検出」について同賞を受賞しました。近年、海洋プラスチックが世界的な問題になっています。本研究では、このような海岸表層および地中のプラスチックを、UAVドローンや地中レーダといった複数のリモートセンシング手法と人工知能技術を用いて自動検出し、定量化しようとするものです。本研究により、プラスチックが自動的に定量化できるため、国内外の海岸漂着プラスチックの抑制案・撤去計画などの対策・政策立案、また海洋生態系・水産資源保護など海洋環境保全への貢献が期待されます。

園田潤教授(左) 表彰状