令和元年8月31日(土)、9月1日(日)、広瀬キャンパスで開催された日本高専学会第25回年会講演会において、広瀬キャンパス学生図書委員会が活動奨励賞特別賞を受賞しました。活動奨励賞は、各高専に所属する学生の活動意欲向上及び全国高専の発展のため、特に優れた活動を行ったと認められる本科生または本科生を中心とする団体を表彰するものです。
 広瀬キャンパス学生図書委員会は、定員を持たない自主参加型の特別委員会で、原則学生が自主的に活動に取り組んでいます。具体的な活動として、POPによる図書の紹介、図書館利用案内の作成、選書活動(ブックハンティング)、オープンキャンパスにおける図書館案内、高専祭における古本市開催などがあります。最近では、ロゴ作成、Webサイト立ち上げ、将棋部協力の下での図書館内チェス・将棋コーナーの設置などを学生が自主的に取り組み実現しました。こうした活動の中には平成15年の設立以来継続しているものもあり、とりわけ高専祭における古本市は仙台市広瀬図書館のご協力を得られるまでになりました。これら学生図書委員会の活動、並びに活動の自主性と継続性が評価され、今回の受賞に至ったと思われます。
 8月31日に表彰を受けた後、青木陽平学生図書委員長(情報システム工学科4年)が受賞講演を行い、学生図書委員会の発足経緯や学生が自発的に行っている現在の活動内容、今後の展望などについて紹介を行いました。講演後には活発な質疑応答が行われ、学生図書委員会の活動に対する関心の高さが伺えました。
 学生図書委員会の活動は広瀬キャンパス後援会より多大なご支援を頂いております。心より御礼申し上げます。

表彰を受ける学生図書委員長の青木さん 学生図書委員長による受賞講演
賞状と学生図書委員会の役員
左から高野さん、青木さん、山野邊さん