令和元年10月4日(金)、ホテルメトロポリタン仙台において、仙台高等専門学校開校10周年記念式典並びに祝賀会が挙行されました。
平成21年10月1日に仙台電波工業高等専門学校と宮城工業高等専門学校を高度化再編し、仙台高等専門学校(広瀬キャンパス・名取キャンパス)として設置され、本年10月に開校10周年を迎えたことを記念して挙行された式典には、官公庁、高専、大学、経済界、連携団体、本校後援会・同窓会・産学連携振興会及び本校教職員等、約250名が出席し、盛大に執り行われました。
式典では、福村裕史校長から「国連が定めた持続可能な開発目標の中には、安全な水やエネルギーの確保、気候変動対策、リサイクル技術の開発、健康福祉や食料問題への貢献、快適な居住空間の設計等々、世界的規模で取り組まねばならない喫緊の技術的課題が山積みです。これらの明快な答えが見出せない困難な課題に挑戦する意欲を持った、高度な実践的技術者を輩出すべく、我々教職員はたゆまず努力する所存です」との式辞が述べられ、森晃憲文部科学省大臣官房審議官(高等教育局及び科学技術政策連携担当)、宮城県知事(鈴木秀人宮城県経済商工観光部長代読)及び大野英男東北大学総長からご祝辞をいただきました。
その後、開校から10年のあゆみを振り返る記念映像が披露され、記念映像にインタビューで出演した四ツ柳隆夫宮城工業高等専門学校第七代校長、宮城光信本校初代校長及び内田龍男本校第二代校長から、これまでの歴史や統合時の経緯等について、特別講演をいただきました。
続いて、本校の広瀬キャンパス後援会、名取キャンパス後援会、同窓会の広瀬キャンパス総支部松韻会、名取キャンパス総支部萩朋会及び産学連携振興会からそれぞれ、記念品の目録贈呈が行われ、独立行政法人国立高等専門学校機構の谷口功理事長からの謝辞により閉式いたしました。
式典終了後は祝賀会を開催し、福村裕史校長の挨拶に始まり、山田司郎名取市長及び長坂徹也東北大学大学院工学研究科長からご祝辞をいただきました。
その後、14名のご来賓、谷口理事長及び福村裕史校長が法被姿となり、鏡開きが行われ、大﨑博之宮城県産業技術総合センター所長による乾杯のご発声の後、祝宴となりました。
また、仙台市長(遠藤和夫仙台市経済局長代読)からご祝辞をいただき、最後に鎌土重晴長岡技術科学大学副学長・理事からのご挨拶と一本締めにより、祝賀会は盛会のうちに幕を閉じました。
福村裕史校長の式辞 | 森晃憲文部科学省大臣官房審議官の祝辞 |
両キャンパスの後援会会長、同窓会会長、 産学連携振興会理事からの記念品の目録贈呈 |
祝賀会の鏡開きの様子 |