令和元年10月3日(木)、名取キャンパス視聴覚室において、1年生を対象としたスマホ・ケータイ安全教室を開催しました。
 今回のセミナーでは、KDDIスマホ・ケータイ安全教室(青少年向け講座)事務局から田端成見氏を講師に迎え、中学生や高校生に起こりやすいトラブル事例を紹介していただくとともに、トラブルに巻き込まれないためのポイントや万一トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法についてお話いただきました。セミナーの内容は動画を使った非常に分かりやすいもので、学生たちもインターネットを使用するリスクや心構えを学ぶことができたと思います。特に、「インターネットへの投稿をきっかけに、イジメに発展した事例」や「ちょっとした息抜きのつもりで始めたネットゲームに依存し、日常生活や健康に支障をきたした事例」、「気軽に投稿したはずの画像や動画が悪用され、長期間監視や脅迫を受けた事例」などは、講演を聞きながら恐怖すら感じる内容でした。学生からも、「写真や動画の投稿する際は十分気を付けたい」、「スマホ・ゲーム依存の怖さを知った」、「身近に起こり得ることだと思った」などの声が聞かれ、自分の身に降りかかるかもしれないリスクとして認識してくれたものと思います。
 このセミナーは、本校の学年特別活動の一環として毎年開催しています。今や生活必需品とも言える「スマホ」は、インターネットを介して様々な情報にアクセスし、また、発信できる身近なツールとなりました。その反面、インターネットの使用に起因した新たなトラブル事例なども多く報道されています。学生の皆さんには、「スマホ」や「インターネット」のメリット・デメリットをしっかり理解して、リスクを回避できる賢いユーザーになっていただきたいと思います。

セミナー受講風景1 セミナー受講風景2