令和元年9月3日(火)から11月1日(金)の期間、モンゴル工業技術大学付属モンゴルコーセン技術カレッジ(IETモンゴル高専)と新モンゴル技術カレッジ(新モンゴル高専)の学生4名が1ヶ月ずつ、2グループに分かれて、㈱ジー・イー・エス(宮城県利府町)において、仙台高専と共同で実施する産業用機械装置の設計・組立等に関する体験実習を行いました。
 この体験実習は、日本のKOSEN教育を導入している新モンゴル高専とIETモンゴル高専の学生に、卒業後に宮城県内の企業で技術者として活躍して貰うことを念頭に置いて、就職支援の一環として実施しているものです。
 モンゴル人学生は、日本の社員と共にミーティングに参加するなど日本の生活や文化に触れ、また体験実習を通し多くの専門知識を得ることができました。さらに高専の専攻科に進学するか日本で就職するかの将来の進路についても検討する良い機会となったようで、とても充実した1ヶ月になりました。
 この体験実習を通し、将来日本とモンゴルの交流に貢献し、活動できる技術者が出てくることを願っています。

 ○体験実習の期間等
  ・9月3日(火)~10月4日(金)   ゾリグト・バトゾリグトさん(新モンゴル高専)、ガンバヤル・ツォルモンさん(新モンゴル高専)
  ・9月30日(月)~11月1日(金) マラル・エルデネサイハンさん(新モンゴル高専)、エンフジン・アルダールさん(IETモンゴル高専)

㈱ジー・イー・エスにて機械の一部であるフレームを組立 社員の方々と一緒にミーティングに参加
修了式後の集合写真, ゾリグトさんとガンバヤルさん 修了式後の集合写真,マラルさんとエンフジンさん