令和元年11月18日(月)、広瀬キャンパスICTメディア室において、3年生対象の献血セミナーを開催しました。
 このセミナーは、献血についての意識向上を目的として毎年開催しているもので、今年度は、宮城県赤十字血液センターの方々とプロスノーボーダーで一般社団法人SNOWBANK代表理事、公益財団法人日本骨髄バンク地区普及広報員の荒井daze善正氏を講師としてお招きし、「活きるを伝える」というタイトルで講演を行っていただきました。
 セミナーでは、まず血液センターの職員から献血の現状や献血された血液がどのような用途で使われているかについて説明がありました。続いて、荒井氏から自分がどのようにプロスノーボーダーになり、その後、いかに骨髄移植によって難病を克服したかということについてお話をいただきました。そして、「声に出して伝える」ことの大切さや「やらぬ善よりやる偽善」というメッセージをいただきました。
 参加した学生たちは献血の重要性について新たな知識を学んだり、献血に対して前向きな気持ちを持てたりしたようです。セミナー後に学生に感想を聞いてみたところ、献血について「自分の血で世界中の誰かの命を救えるかもしれない。自分が病気になった時に誰かの血に助けられるかもしれない。そう思うと、積極的に献血しようと思った」、「自分の血が誰かの命を救うことができるかもしれないなんて素敵だなと思いました」等、ポジティブな意見が多く聞かれました。また、荒井氏の経験を聞いて「自分から行動することが大切だと思った」、「何事も前向きに、チャンスをつかみに行けば、どんなこともできるんだと思いました」等の感想がありました。
 本校では今後も、こうしたセミナーを通して、献血についての意識啓発を行なっていく予定です。

セミナーの様子1 セミナーの様子2