令和元年11月17日(日)、TKPガーデンシティ仙台で開催された「第5回全国ユース環境活動発表大会 東北地方大会」で、マテリアル環境コース3年の大友和さん、鈴木梨音さん、丸田淳央さん、水戸理江さんの4名が研究発表を行い、「高校生が選ぶ特別賞」に選ばれました。
 全国ユース環境活動発表大会は、環境活動を実践する全国の高校生が一堂に集まり、地球温暖化対策や生物多様性の保全、自然共生、資源循環など「環境」に関りのある、かつ「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標達成に資する活動を発表する大会で、今年で5回目になります。東北地方大会では、福島県を除く東北5県から12校の高校の代表者らが集まり、各地域や高校が抱える問題や取り組みなどを発表しました。
 仙台高専チームは夏休みが始まる前から、名取市の市木であるクロマツの精油成分に着目し、まるでレモンのような香りがするクロマツ由来の天然除菌スプレーを開発し、大会に臨みました。
 大会では、自分たちで作ったクロマツ除菌スプレーを持参し、その香りの良さを体験してもらいながら自分たちの研究をわかりやすく発表し、「最優秀賞」に次ぐ賞である「高校生が選ぶ特別賞」を受賞しました。同賞は同じ志を持って環境活動に取り組んでいる高校生に最も共感を与えた研究に送られる賞で、仙台高専チームは令和2年2月に東京で行われる全国大会に出場することが決まりました。
 また、当日は他校の高校生たちとSDGsに関するワークショップも行い、持続可能な開発目標を達成するために高校生や高専生ができることについて活発な議論を交わしました。
 本発表大会の様子は11月18日の読売新聞朝刊の地域欄でも紹介されました。
 本校では、今後も地域と連動して環境保全に資する活動を継続していきますので、ご期待ください。

発表大会の様子 表彰式の様子