令和元年10月9日(水)、総合工学科 園田潤教授が総務省戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)研究開発奨励賞を受賞しました。
 戦略的情報通信研究開発推進事業は、情報通信技術(ICT)分野において新規性に富む研究開発課題を大学・国立研究開発法人・企業・地方公共団体の研究機関等から広く公募し、外部有識者による選考評価の上、研究開発を委託する競争的資金で、未来社会における新たな価値創造、若手ICT研究者の育成、中小企業の斬新な技術の発掘、ICTの利活用による地域の活性化、国際標準獲得等の推進を目的として第5期科学技術基本計画に掲げる方針に基づき総務省が推進する研究プロジェクトです。
 園田教授は研究開発課題「超高速シミュレーション技術に基づいた地中レーダーによる社会インフラ劣化高精度診断システムの研究開発」について、同賞を受賞しました。採択された研究開発課題54件の中から、特に顕著な成果を挙げた3件のうちのひとつに選ばれました。
 情報通信技術(ICT)の研究開発は、2015年9月に国連で採択された、先進国を含む2030年までの国際社会全体の開発目標である持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals : SDGs)17のうちの「強靱(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」、「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」等への貢献が期待されます。

 総務省戦略的情報通信研究開発推進事業成果報告会「ICTイノベーションフォーラム2019」の紹介
   http://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/ictR-D/event/r1event.html

表彰式で特別講演を行う園田教授 表彰状