令和2年9月14日(月)に、本校(代表:園田潤教授)が海ごみゼロアワード2020の「審査員特別賞」を受賞しました。
 この事業は、日本財団「海と日本プロジェクト」と環境省の共同事業として、海洋ごみ対策のさらなる進化と展開を目指し、全国から優れた取り組みやアイディアを募集し、特に優れた団体等を表彰するものです。
 園田教授は、2013年から宮城県沿岸でレーダ技術を用いて東日本大震災の行方不明者捜索を実施しており、その中で砂浜の表面だけではなく、砂浜の中にも多量のプラスチック類が埋まっていることを発見し、それらの海洋プラスチックの定量測定をするために地中レーダやドローンによる画像からAIを用いて自動検出する技術を開発しています。この技術によって、海洋プラスチックの多い箇所を特定することができ、海洋プラスチックの回収の効率化、海洋プラスチックの削減が期待されます。
 本校は園田教授のこの研究をイノベーション部門に『複合リモートセンシングとAIによる海洋プラスチックの自動検出』として申請したところ、研究への取組、成果が評価され、「審査員特別賞」の受賞となりました。

 【海ごみゼロアワード2020のHP】
   https://uminohi.jp/umigomizero_award2020/

校長室での受賞報告 賞状