令和2年10月24日(土)、宮城県大崎市古川総合体育館において、「笑顔フェスタ2020秋」(大崎市主催、本校協力)が開催され、本校の学術交流協定校であるモンゴルの3高専とZoomで繋ぎオンライン交流(企業フェスタ)を行いました。
 日本式KOSEN教育を導入しているモンゴルの3高専(IETモンゴル高専、モンゴル科学技術大学高専、新モンゴル高専)の学生に、卒業後に人手不足を抱える宮城県内企業で技術者として活躍してもらえるよう、キャリア支援の一環として、大崎市のNPO法人未来産業創造おおさき及び内定ブリッジ株式会社と共同で行ったものです。
 フェスタでは、大崎市長と高専機構モンゴルリエゾンオフィス代表からの挨拶、大崎地域産業の紹介と地元企業2社(明治合成株式会社、キョーユー株式会社)の会社説明が行われました。モンゴルの3高専からはオンラインで100名以上の学生、大崎市の会場には600名を超える市民(本校のモンゴル人留学生3名を含む)が参加しました。
 今回のフェスタがモンゴルの学生にとって日本企業で働く上で必要な能力について理解する機会となり、宮城県内の企業への就職に繋がることを期待します。
 なお、本事業は、科学技術振興機構(さくらサイエンスプラン)及び日本学生支援機構(海外留学支援)から支援をいただき実施している東北・北海道地区の高専とモンゴル3高専間の学生交流プログラムの一環(代替プログラム)として行われたものです。ここに記して謝意を表します。

前列左から本校のモンゴル人留学生3名、小林仁教授、伊藤大崎市長 日本・モンゴル間のオンライン交流の様子