陸前高田市における市民講演会の開催について
-「高田の海のいまを知ろう」「宇宙から高田の海をみてみよう」-

 

 陸前高田市は東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、特産のカキやホタテなどの水産業も復興を遂げています。そこで震災後10年が経過しようとしている高田の海の姿を、現地測定と人工衛星による観測値から解析してきました。その結果を地域の皆様に広くお知らせするために、以下の市民講演会を開催します。事前申込不要ですので、皆様のご参加をお待ちしております。

  1. 日時:37日(日)13:0014:30
            ①第I部:「高田の海のいまを知ろう」 講師:園田潤(仙台高等専門学校総合工学科 教授)
            ②第II部:「宇宙から高田の海をみてみよう」講師:米澤千夏(東北大学大学院農学研究科 准教授)
  1. 場所:陸前高田市民文化会館一本松ホール ※事前申込不要先着200名まで(コロナ対策で入場者数を制限しています。)
  2. 内容:①20192020年に週1回、広田湾の海水温やクロロフィルaなどを測定してきた結果と、人工衛星データによる震災前後10年間の海水温や
           クロロフィルaの変化を他の三陸沿岸の各湾との比較とともに、また、現地観測値と貝類等と漁獲高や貝毒との関連性などについてもお話しします。
        ②人工衛星によるリモートセンシングの基礎から、陸前高田市の震災前後の衛星画像、漁業への応用などについてお話します。
  1. 備考:マスク着用と備え付け消毒液による手指消毒をお願いします。
  2. 主催・後援:仙台高等専門学校園田研究室(主催)、陸前高田市(後援)
  3. 連絡先:陸前高田市地域振興部水産課 西田/佐藤(担当) TEL: 0192-54-2111(346)

 → 詳細(プレスリリース文

図1 UAVドローンによる陸前高田市広田湾(2019年11月19日撮影) 図2 人工衛星による三陸各湾のクロロフィルa推定値