令和3年3月12日(金)、前校長で本校名誉教授の内田龍男先生が令和3年度日本学士院賞を受賞されることが決定しました。
この賞は、日本学士院が学術上特にすぐれた研究実績に対して毎年9件以内で授賞するものです。
内田先生は同賞を共同受賞される東京農工大学名誉教授の小林駿介氏と連携して、液晶の基礎物性の解析、液晶分子の配向制御や光学理論に基づく高性能な液晶ディスプレイの研究開発とその工業化に貢献しました。特に内田先生は単色カラー液晶ディスプレイに次いで、インセル型マイクロカラーフィルターによる加法混色型フルカラー液晶ディスプレイを考案・開発して世界標準技術となり、液晶テレビやノートパソコン、携帯電話などへと世界的な普及を導き、その功績が評価され、受賞が決定しました。
内田先生は平成22年4月~平成28年3月に本校校長を務め、その功績から本校名誉教授の称号も授与されております。
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