令和3年4月7日(水)、一連の新入生オリエンテーションの中の新たな試みとして、「課題解決型オリエンテーション」を実施しました。6人からなるチームで地図を基に指定された校内のいくつかのポイントを、チームごとに指定された順番で移動し、各ポイントでの課題を解決しながら、ゴールを目指すもので、その過程で、高専生活で必要な「情報を得る」「解釈する」「議論する」「行動する」ことを体験しました。
ポイントとしたのは「掲示板」「学務係」「図書館」「技術支援室」などで、課題は知識型の単純なものを避け、「読解力」「英語力」「実行力」「団結力」を問うものとしました。例えば図書館の課題は、文学作品名を答えるだけではなく、館内のPC端末で蔵書検索の上、書架にある本をカウンターで貸出手続するまで実行してもらいました。
メール使用の練習も兼ね、第一体育館がゴールであることを集合指定時刻直前に導入教育主任から一斉メールで伝え、そこで全チームが最後の課題に取り組みました。
はじめての試みでしたが、事後アンケートによると、この活動を通じ、自分たちの足で校内の主要ポイントを回り、仲間と協力して課題を解決する楽しさを実感できたらしく、おおむね目的は達せられたようです。
図書館長出題の課題に取り組む学生たち | 体育館で最終問題に挑む学生たち |