令和3年11月1日(月)〜11月2日(火)にかけて、秋田県武道館(秋田県秋田市)で第56回全国高等専門学校体育大会柔道競技が開催され、本校柔道部の学生が、団体戦、個人戦に出場しました。今年度は、コロナ渦にあるため、会場の立ち入り制限や消毒等感染対策を徹底した上で、開催されました。
 初日の団体戦では、予選リーグを通過後、準決勝で秋田高専と対戦して、3対1で勝利し、決勝に進出しました。決勝では、本大会3連覇中の岐阜高専と対戦しました。先鋒、次鋒戦と引き分けが続き、両者一歩も譲らぬ状況の中、中堅戦で岐阜高専がまずは勝利し、0-1のスコアで後半の副将、大将戦に進みました。一戦も負けられない状況の中、副将の佐藤瑠玖(4年 マテリアル環境コース)が優勢勝ちし、大将の藤原一貴(5年 マテリアル環境コース)にバトンをつなぎました。キャプテンでもある藤原は、落ち着いた試合運びを見せて勝利し、逆転での全国制覇を達成しました。本校柔道部としては、10年ぶり3度目の全国制覇となります。
 2日目の個人戦では、男女合わせて6名が出場しました。女子48kg級では、佐々木未来(1年3組、Ⅲ類)が、決勝で一本勝ちを収め、1年生ながら見事日本一に輝きました。また、男子66kg級では、今井松慶(4年 機械・エネルギーコース)が3位、男子73kg級では、大津陽人(3年 マテリアル環境コース)が2位、女子無差別級では、佐藤歩瑠(2年 機械・エネルギーコース)が3位に入賞しました。
 今後は、高体連の大会が続きます。低学年は、この勢いを継続させて、各種大会に臨んでいってもらえればと思います。また、大会連覇に向けても、一生懸命稽古に励んでいきますので、皆様からの温かいご支援と応援を引き続きよろしくお願いいたします。
 なお、大会参加にあたっては、名取キャンパス後援会よりご支援を賜りました。心よりお礼を申し上げます。

【結果詳細】
[団体戦]
予 選 仙台高専4-0津山高専
    仙台高専4-0産技品川
準決勝 仙台高専3-1秋田高専
決 勝 仙台高専2-1岐阜高専

[個人戦]
男子66kg級:今井 松慶(4年 機械・エネルギーコース) 3位
男子73kg級:大津 陽人(3年 マテリアル環境コース)  2位
女子48kg級:佐々木 未来(1年3組、Ⅲ類) 1位
女子無差別級:佐藤 歩瑠(2年 機械・エネルギーコース) 3位

 

集合写真 団体戦メンバー
決勝前の円陣 個人戦各階級入賞者