令和4年7月26日(火)エジプトへの高専システム導入を検討するエジプト高専検討委員会コーディネーターであるカイロ大学ハニー・ヒラール教授ら一行、JICA東京本部、JICAエジプト事務所の職員、総勢15名が広瀬、名取の両キャンパスを視察されました。
 エジプトからの視察は、JICAが事務局となっているエジプトへの高専システム導入の可能性を検討するエジプト高専検討委員会が昨年度から発足しており、エジプト側から日本の高専を視察したい旨の要望があり実施されたものです。

 広瀬キャンパスでは、澤田惠介校長による学校説明、授業見学、施設見学、本科学生4名及び教員との意見交換を実施しました。
 エジプト側からの質問に対し、学生同士話し合いながら、熱心に答えていました。教員との意見交換は予定していた時間よりも超え、白熱した質疑応答が行われました。

 名取キャンパスでは、みやぎものづくりとまなびのラボの活動紹介(連携して活動を行っている,東洋刃物株式会社、ヤマセ電気株式会社の方々にもご出席いただきました。)、課題解決型インターンシップの事例紹介(実際のインターンシップ先の株式会社亀山鉄工所、株式会社仙台ニコン、株式会社馬渕工業所の方々にもご出席いただきました。)を実施しました。みやぎものづくりとまなびのラボの活動紹介では、プロジェクトリーダーの熊谷進先生から活動内容を発表しました。課題解決型インターンシップの事例紹介では、専攻科生3名から、インターンシップで経験した内容について英語による発表が行われました。
 各企業の方々から高専生への評価・感想をいただくとともに、エジプトからの訪問団との意見交換が行われ、盛り上がりました。

 今回の訪問は、エジプトでの高専システムの導入検討に向けた、重要な道しるべになることが期待されます。

エジプト高専検討委員会の皆さん 広瀬キャンパスでの意見交換
施設見学 インターンシップについて学生の発表
名取キャンパスでの意見交換 集合写真