令和5年4月18日(火)、名取市役所において、名取市の小学校11校及び愛島児童センターへ手指消毒器の寄贈式を行いました。
 この手指消毒器は、子どもたちに楽しく手指消毒をしてほしいという本校学生の思いから発明されたもので、消毒液を出すとビー玉が転がりおみくじが楽しめる仕掛けがあります。本発明は特許権取得済みです。この手指消毒器により子どもたちが楽しく手指消毒し、また科学への興味や関心を深めるきっかけとなることを願い、この度完成品を名取市内の小学校11校と愛島児童センターへ寄贈することとなりました。
 寄贈式では、手指消毒器を寄贈した後、記念撮影と懇談を行いました。懇談では、瀧澤信雄教育長や出席者の皆様が実際に手指消毒器を手に取り、手指消毒器の制作方法等について熱心に質問され、発明学生である生産システムデザイン工学専攻2年の白田 陽彩人(しらた ひさと)さんや制作に関わった青木技術専門職員からビー玉が上昇する仕組み等について詳しい説明があり、出席者の関心を集めていました。最後に、瀧澤信雄教育長からご挨拶と寄贈の御礼があり、既製品とは違い高専の学生オリジナルの発明品であることは大変魅力があり、手指消毒器を使う子どもたちも科学や高専に興味を持つきっかけになるだろうとお話いただきました。
 今回の寄贈が、子どもたちが科学への興味や関心を深める一助になれば幸いです。

手指消毒器寄贈の様子

            記念撮影
(左から)
仙台高等専門学校 近藤隆事務部長,           
         白田陽彩人さん(発明学生),澤田惠介校長
名取市      瀧澤信雄教育長、安倍卓健康福祉部長
仙台高等専門学校 青木良浩技術専門職員       

瀧澤教育長から質問を受け、仕組みを説明する白田陽彩人さん 寄贈した手指消毒器