令和5年7月11日(火)に、塩竈市立第二中学校にて広瀬キャンパス総合工学科奥村俊昭教授が出前授業を行いました。
 塩竈市立第二中学校では第3学年を対象に、上級学校の学習を事前に体験することにより進学についての意識や興味を深め適切な進路選択の指針とする目的で県内12校程度の高校・高専の教員による「高校出前授業」を実施されております。
 奥村教授は『総合工学基礎「モノのインターネットIoT」』と題して、仙台高専の紹介と各種センサが組み込まれた装置(SensorTag)とインターネットを繋いだ簡単な実験を行いました。仙台高専ではCOMPASS5.0事業IoT分野の拠点校として、IoTの基礎から地域課題への応用までをカバーした教育を実践しています。そのIoT技術の体験例として、中学生はSensorTagを入れたサイコロを転がしインターネットを介して離れたところからサイコロの目を当てる実験を行うなど、センサで計測した情報をインターネットを使って活用する技術について学習しました。
 この出前授業に仙台高専は4年目の参加であり、多くの生徒さんに仙台高専について、大変興味を持っていただけるよい機会ととらえております。
 塩竈市立第二中学校様、このような機会を頂きありがとうございました。
 仙台高専では、このように中学校での出前授業について積極的に対応させていただきます。まずは高専を知っていただくことや、仙台高専でどのようなことを勉強するのかを伝えることで、理工系に少しでも興味がある中学生の刺激になれば幸いです。

講義の様子 実験の様子