令和5年10月27日(金)に、本校総合工学科加賀谷美佳助教が一般社団法人環境放射能とその除染・中間貯蔵および環境再生のための学会(通称:環境放射能除染学会)主催の第12回環境放射能除染研究発表会において、優秀口頭発表賞を受賞しました。
 同賞は「立木に含まれる微量の放射能濃度を伐採前に非破壊で測定するための可搬型検査装置の開発」についての学会での口頭発表の内容が評価され、受賞したものです。
 加賀谷助教は、ガンマ線の計測技術に関する研究開発を行っており、本研究では、福島第一原子力発電所の事故で飛散した放射性物質によって汚染した、原木シイタケ栽培に用いる原木について、放射能汚染が残る屋外の環境で立木を伐採せずに検査を行うための装置を開発し、実用化を目指して研究を行っています。

賞状 開発中の放射能検査装置