広瀬キャンパスでは、令和5年12月16日(土)に長野高専出張「AT機器開発体験ワークショップ」を開催しました。参加者は、特別支援学校教員等4名と中学生4名でした。
 「AT」はAssistive Technology(支援技術)の略であり、「AT機器」は障がい者等の活動を支援するための機器のことです。本ワークショップでは、長野高専から教職員が3名来校され、長野高専で開発された、カードをかざすと発話する機器「Card to Speech」という装置を製作しました。この装置は、発話困難な人の代替音声としての利用や点字の学習支援などに使うことなどを想定しています。
 ワークショップでの主な作業は電子工作であり、多数のハンダ付けを行いました。みなさんスムーズに装置を製作し完成させることができました。製作後に特別支援学校教員等の方々は、利用方法について意見交換を行っていました。製作した装置は各自持ち帰っていただき、活用して頂けることを期待しています。
 なお、本ワークショップはGEAR5.0未来技術の社会実装教育の高度化(高専発!「Society5.0型未来技術人財」育成事業)介護・医工分野の活動の一環として実施しました。
 <参考>Card to Speech説明動画:https://youtu.be/zupcnwio8c0?si=rVWx9O5R-GiGBt

案内チラシ ワークショップの様子1
ワークショップの様子2 製作した「Card to Speech」とカード