広瀬キャンパス情報電子システム工学専攻科1年生が1年間取り組んできた地域課題解決PBLの成果報告会を2024年1月29日に仙台国際センターにて実施しました。
 学生たちは2023年4月より,宮城県大崎市の鳴子・岩出山地域の事業者の協力のもとフィールドワークによって地域課題を発見し,AIやIoT,ICT技術を活用して解決策を提案するPBLに取り組んできました(【高専スタートアップ環境整備事業】専攻科1年生がフィールドワークを実施https://www.sendai-nct.ac.jp/s20230508/)。本報告会は1年間の取り組みの成果の最終発表の場となります。
 成果報告会では,学生たちは自分たちの取り組みとその成果をまとめ,ビジネスのスタートアップのプレゼンテーションでよく用いられる5分間のピッチを,外部の識者の前で行いました。識者には,白川 裕也 様(仙台市経済局イノベーション推進部スタートアップ支援課)と柴田 裕 様(JR東日本スタートアップ 代表取締役社長)をお招きし,学生たちの発表に対し,発展性や収益性,他分野への横展開などビジネス的な視点でのアドバイスをいただきました。
 またピッチ後には,ポスター発表とデモ展示を行い,事業者の方およびご来場いただいた企業や自治体の関係者の方々と学生とが交流し,意見交換を行う場を設けました。様々な視点から活発なコミュニケーションが行われ,学生たちにとっても自分たちの提案をより深めることができる機会となりました。

ピッチの様子 ポスター発表・デモ展示の様子