総合工学科園田潤教授が一般社団法人減災サステナブル技術協会主催の「防災・減災×サステナブル大賞2024」において優秀賞を受賞しました。
防災・減災×サステナブル大賞2024は,減災・サステナブル学にもとづいた防災・減災におけるレジリエンス向上ならびにSDGs関連の活動および成果等を評価し授与するもので, 2024年2月20日(火)に日刊工業新聞社主催「防災産業展2024」の会場内で授賞式が開催されました。
今回受賞した優秀賞は,園田教授が文部科学省・科学研究費補助金や総務省・戦略的情報通信研究開発推進事業SCOPE等で研究開発した「シミュレーション×AI地中レーダロボット」について,東日本大震災の行方不明者捜索から着想を得たAIとロボットの組み合わせによる地中レーダを用いた災害捜索やインフラ点検等の自動化が評価されました。研究開発しているAI地中レーダロボットは,名取市閖上海岸や石巻市大川地区での東日本大震災の行方不明者捜索,また宮城県や福島県の阿武隈川堤防点検等で実証実験を進めており,社会課題の解決が期待されています。
2024年1月1日には能登半島地震が発生するなど地震や豪雨災害等の自然災害が多く発生しているなか防災・減災は重要な研究課題であり,社会や地域に貢献できるように今後も研究を進めていきます。
最後に本賞に推薦していただいた一般社団法人減災サステナブル技術協会ほか関係者の皆様に感謝申し上げます。
日刊工業新聞「防災・減災×サステナブル大賞」受賞者発表(減災サステナブル技術協会)
https://ssmartace.or.jp/media202402/
日刊工業新聞掲載記事
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00700507?gnr_footer=0074751
優秀賞の賞状
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優秀賞の盾 |